口頭発表、ポスター発表、講演、シンポジウム、福祉機器展等からなる上記大会(2日間)に参加しました。
でも、いつもの勉強のための参加ではありません。
日頃お世話になっている読書工房の成松さんから、「視覚リハの大会に出展してみませんか」とお誘いを受けました。
「伊藤忠記念財団の矢部さんも出ます」と。
「えっ!?私たちは出展するものなんてありませんよ。リーフレットくらいしかないですが」、「それでいいんですよ、出展料は読書工房で出します」
これで決まり。
長テーブルが2つ。読書工房の書籍等、伊藤忠記念財団の「わいわい文庫」、そして当会のリーフレットが並びます。
私たちの地味なリーフレットに足を止める人なんているのかと思いましたが、お隣の「わいわい文庫」のデモ画面に見いる人に、すかさず「この音訳を担当しているのが、私たちの会員です」と。
みなさんに、「いい読みですね」と言ってもらい嬉しくなりました。
文科省の青木調査官を初め、福井の「羽二重ネット」立ち上げの会でお目にかかったみなさん、個人会員でもある名古屋の近藤さん、大阪の掘さん、同じくJBSの川越さん、なごや会の大川さん。日盲委の加藤さん、日点の杉山館長、そして10年ぶりくらいのモンキーマジック(フリークライミング)の小林さんと実にたくさんの方々と再会しました。
理化学研究所 網膜再生医療研究開発プロジェクトのリーダーである高橋政代さんの講演は何回も伺っています。しかし、この度初めて、堀さんの紹介で名刺交換させていただき、リーフレットも渡しました。
「色んな立場のみなさんと連携していきましょう」と力強い一言。
嬉しいですね。
更にもうひとつ嬉しかったこと。
個人会員のアイネットワーク(有)の宮武社長に直接お礼が言えたことです。毎年欠かさず寄付を下さいますが、お目にかかったことがありませんでした。気になっていたことでした。
また二日目には、「音訳の部屋」の平松さんが応援にきてくれました。平松さんといえば10数年前に静岡で開催された全国図書館大会で、出会いました。
全国の音訳者に会いたいという思いに至るきっかけを作ってくれた人です。
準備会、全国大会、ネットワークの設立総会と続いてきました。
総会には、毎回参加してくれていても、ゆっくり話す間がありません。本当に久し振りにさまざまおしゃべりしました。
ずーっと、変わらない心強い応援団の一人です。
更には、盲学校や特別支援学校の先生方をはじめ、新しい出会いもたくさんありました。
出展という貴重なことを経験させてくださった成松さんには、感謝のみです。お隣の「わいわい文庫」のことを説明しながらちゃっかり、私たちのことも宣伝できたのは矢部さんのおかげでした。こちらにも感謝です。
いつもは、こちらが出展依頼をする立場でしたが、逆の立場にたって、みなさんのご苦労もわかりました。
この大会でお会いした全てのみなさまにお礼を申し上げます。