あの糸野海生くんがみごとICUの大学院への進学を勝ち取りました。
卒業論文が優秀賞に選ばれ、卒論謝辞に音ボラネットテキスト化プロジェクトの名前をあげてくれました。嬉しいですね。
また、産業カウンセラー認定試験に合格したAさんです。
所属する団体の勉強会で、合格体験を話してほしいと言われたそうです。
音ボラネットの名前を出して、支援の内容(問題集のテキスト化)を発表したいがさしつかえないかと、ご本人から問い合わせがありました。
更には、近代文学研究者として新刊本の書評を書いたり、多くの著作があるBさんは、仕上がりの早さに、いつも驚かれています。
この他にも、社会労務士の資格試験受験希望のDさん。
地元の図書館に10冊以上の問題集等のテキスト化を依頼していたものの、時間がかかりすぎることへの不安で、図書館経由で当会に回ってきました。
このように、とぎれることのない依頼が続いています。
音訳以上に「早くなければ情報ではない」分野のテキスト化ですから、更なるスピードが要求されます。
全国のテキスト化プロジェクトのメンバーの頑張りがあればこそです。
そして、この活動が成り立っているのには、もう一つ忘れてはならないことがあります。
企業の協力・支援です。
まず、(株)高知システムさんからは、PCーTalkerをはじめとして、MyBookⅢなどのソフトウェアを提供していただいています。
作業中の目の校正だけでは、どうしても見落とすところかあります。より精度の高いデータを提供するために、画面読み上げソフトを使って耳での校正も時には必要になってきます。
続いて、このプロジェクトが始動した当初から協力して下さっているのが(株)ブックスキャンさんです。
原本をスキャンしてPDFに変換する部分で「100冊までは、無償で」と約束して下さっていました。このたび、その100冊を超えてしまいました。
でも、「今後も冊数に制限なく、協力させていただきます」という申し出がありました。
私たちのような弱小ボランティア団体にとって、高知システムさんやブックスキャンさんのような企業からの支援は、ほんとうにありがたく励みになります。
改めてのお礼を申し上げます。
今後もよろしくお願いいたします。