いつの頃からか、私たちの世界でも、じわじわと会議やイベント等の延期や中止が発表され始めました。
それでも私たちが長年お世話になっている、東京ボランティア・市民活動センター(通称ボラセン)からは、「原則クローズはしませんから、いつも通り使ってください」と言われていました。
おかげで、フリースペースを使う人たちが、数えるほどしかいなくなっても、活動が続けられ、何とか会報「音ボラネット通信」をみなさまの元にお届けすることができました。
しかし、そのボラセンも使えなくなりました。私たちの活動も自粛せざるをえなくなったということです。
まず、今年は総会のない年で、本来ならばみなさまには活動案等、郵送しなければなりません。会計監査のお二人にも、ボラセンに足を運んでもらう予定でしたが、それもかないません。もちろんボラセンでの印刷も不可能です。
いつになったらボラセンが使えるようになり、資料の発送作業ができるのか全くわからない状態です。
そしてまた、6月21日のシンポジウム「みんなで考えよう!音訳の未来」、何人かの方からお問い合わせもいただいていますが、申込み締切を待って、開催か中止かを決めたいと考えています。
申込み者には、直接ハガキ等でお知らせします。他にHPに掲載します。こちらも合わせてご了承ください。
こういう時ですから、いつもより頻繁にHPをチェックしてくださると助かります。
重要な情報を掲載することもあります。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈りながら、またみなさまと元気にお会いする日を楽しみにしております。
どうぞみなさま、くれぐれもご自愛くださいませ。
3月4月あわせて、35冊のテキスト化依頼が舞い込みました。
それって多いの?少ないの? と訊かれたら 多いんです!!
(普段は2ヵ月で10冊程度…)
大学院進学の学生さんの指定テキストや講義プリント
半年後の資格取得を目指す方の通信講座テキスト
休校になったこの期間に資料を読み込んでおきたいという教職の方
そしてもちろん常連のみなさん…あわせてこれだけの数に。
とても納期に間に合わないのでは…と思いながら 作業の募集をしてみると
「音訳の活動が休止になったので 時間もてあましていました!」
「これまでなかなか時間がとれなかったけれど この機会にテキスト化参加したいと思います 教えてください!」
と 入れ食い状態 (あ、表現が不適当でしたね)。
見る間に募集枠が埋まり、大量の依頼を次々に完成納品しています。
原本の受取り(PDF)、作業の分担、データのやりとりなど、在宅ワークとしてのテキスト化の基礎をきちんと確立してくれた事務局はじめ先達に感謝しつつパソコン三昧の日々です。
テキスト化の講習は受けたけれどそのままになっている皆さん、錆を落とすのは今ですよ!ご参加お待ちしています。
軽部さま
藤田です。
書き込みありがとうございます。
今朝、神奈川県知事名でエリアメールが来ました。
GWは我慢のウィークです。
神奈川に来ないで、神奈川から出ないで、できるだけ家にいてください。
外出自粛の徹底をお願いしますと。
北海道も大変ですね。
視覚障害の複数の方から、対面朗読が利用できなくなって、困っている。いつまでこんな状態が続くのかと不安の声が寄せられています。
情報弱者と言われるみなさんに今は、情報は届いているのでしょうか。
ボランティア活動のありようを考えざるをえません。
テキスト化のみなさまの日々の活動は、非常時におけるひとつのモデルのように思われます。
すごいですね。
依頼がドット増えて、どうしましょうと、頭を抱える間もなく、どんどんはけていく。
テキスト化メンバー、おそるべし。
軽部さんはじめ、みなさんの底力で、どれだけ多くの方々に希望をお届けできていることでしょう。
みなさま、お疲れさまです。ありがとうございます。
くれぐれもご自愛の上、引き続きよろしくお願いします。