山根基世さんの朗読指導者養成講座の第5期修了生有志による発表会が、国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれました。
ご存知のように山根さんは、元NHKのアナウンサーで女性初のアナウンス室長を務められた方です。2015年開講で過去には、私たちの会員さんも受講していました。
本当に久しぶりに会場に足を運び、対面の集いに参加しました。
検温、マスク着用、手指の消毒はもちろんです。
窓を大きく開けたり、密を避けるための人数制限をしたり、一回毎のマイクの消毒を徹底したりしていました。
立ったままの発表でしたので、壇上の左右と正面には、高いクリア板が設置されていて、正面部分は、都度消毒していました。
文字・活字文化推進機構 事務局のみなさんは、マスクにフェイスシールドを着用して、忙しそうでした。
当分は、こういうスタイルが続くでしょうから、私たちとしても参考になります。
さて、修了生有志15名による発表は、各3分です。男性もいます。
朗読でも音訳でも、言葉を相手に伝えるということは、最大の共通項だと思うのですが、難しいですね。言葉が明瞭でないと、相手には届かないわけですから。
このコロナ禍で不安も抱えながら頑張ってきた皆さんには、大きな拍手を送ります。
最後は、山根さんの「うしかたとやまんば」でした。さすがです。
さまざまな気づきがありました。
唐突ですが、対面によるコミュニケーションに勝るものはないとしみじみ感じました。