コロナ禍にあっても「わいわい文庫」は、新たに72作品が完成し、668作品となりました。
伊藤忠記念財団のように、子どもたちのために毎年、まとまった数のマルチメディアDAISYを製作し、主に特別支援学校等に寄贈しているところは、ないはずです。
更に2021年2月より、国立国会図書館が運営する視覚障害者等用データ送信サービスから「わいわい文庫」の送信が、開始されています。
また一歩進んだなあと、感慨深いものがあります。
さて例年、東京を皮切りに、各地で開催されてきた「読書バリアフリー研究会」が中止
直接の利用者である子どもたちの声は聞けませんが、担当の先生方からの活用例などのお話を毎回、楽しみにしておりましたので残念でした。
でもこのたび、オンラインセミナーとして開催されることとなりました。
読書バリアフリー法ってどんな法律 筑波大学附属視覚特別支援学校 宇野和博先生
これからの公共・学校図書館を考える 専修大学 野口武悟先生
国際子ども図書館が所蔵する障害者向け資料とその提供について 国立国会図書館国際子ども図書館
2021年11月1日〜12月12日 オンデマンド配信
会場までわざわざ足を運ばなくてもいいわけですし、配信期間が長いので参加しやすいと思います。
申し込みなど詳細は、当ホームページ お知らせをご覧ください。
一人でも多くのみなさんが、ご視聴の上、読書に困難を抱える子どもたちのこと、マルチメディアDAISYのこと、語っていけたらいいですね。
支援の輪が大きく広がりますように。