2022年の1月も早、半ばを過ぎました。
遅くなりましたが皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスも、オミクロン株なるものの感染が拡大しています。
そんな中、多摩市立永山図書館で「図書館音訳協力者レベルアップ研修会」が開かれました。
昨年7月の成田市立図書館での「音訳協力者養成講座」の様子を「藤田が行く」で知った担当者の方からお声がかかりました。
2年間講座が開けず、このままだと音訳者のモチベーションの低下が、と危惧。といって対面で双方で声を出さざるを得ない実技をメインにした講習会の開催は難しいと、私に声がかかったというわけです。
企画した時は、このコロナが小康常態でも開催時の状況なんて、だれも予想できません。こういう状況はいつまで続くのでしょうか。
参加者数を極力抑えるために、1日で済むものを2日間に分け開催。参加者の発言はなし。講師の一方的な話。
図書館側がさまざま工夫をしてくださっていました。当然と言えば当然ですが、ご苦労なことです。おかげさまで私も安心して話ができました。
音訳者の高齢化と減少化。合成音声とAIの進化。そして読書バリアフリー法についてもお話ししました。
何となくわかっていることでも、他から指摘されると、やっぱりと納得。
一人ひとりがこれからの音訳について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
以前からの私の持論です。「音訳者は職人になってはダメ。日頃からアンテナを高く掲げて情報をとりにいきましょう」
そういえば、点訳の方も参加してくださっていましたが、参考になりましたでしょうか。
音訳グループからではなく、図書館からお声をかけていただけることに感謝です。
当日キャンセルありが当然のなか、勇気を持って参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
お互い、引き続き注意をして頑張りましょう。