No.527 ほっこりする話 その2

少し時期を逸しましたが、これは何としてもみなさんに、音源を聴いてほしいと準備をしていました。

「全国視覚障害教師の会」の南沢創先生からの投稿です。

南沢先生は、関東圏内のある小学校にお勤めです。

その小学校は、2011年の東日本大震災で、校舎が倒壊。その後5年間は仮設の校舎で授業が行われていたそうです。

でも今の子どもたちは、震災後に生まれた子どもたちです。

意識や関心が薄れていくのは、致し方ない面もあります。

でも、放送委員会担当の熱血先生でもある南沢先生は、3月10日のお昼の校内放送用の原稿を特別に考えました。

以前から声のよく通る子だと思っていた5年生のショウちゃんに、当日のアナウンスを担当してもらいました。

ここにそのアナウンスを、再現しようと、文字起こしをしましたが、それではダメだと思いました。

声の重み、言葉の大切さ。何よりそのショウちゃんが聴く人みんなに届けたいという思いをみなさんにも感じてほしいと思いました。

南沢先生は、一般校で頑張っておられます。

そして、やなせ ななさんの「春の雪」
復興ソングは、他にもいろいろありますが、先生のチョイスがステキだと思いました。

私は初めて聴きましたが、心にしみる曲です。
余談ですが、この方、尼さんだそうです。

どうぞ、3月10日の校内放送をお聴きください。

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