秋風立つ長野県は松本市に行ってきました。
長野県視覚障害者福祉協会主催の「音訳ボランティアセミナー 松本市〜誰でもできる 録音図書校正者を目ざして〜」に参加するためです。
実は5月末にお邪魔した「長野県赤十字奉仕団ひびきの会」の代表からいただいた資料の中の情報でした。
県内2ヶ所、長野市と松本市での開催とありましたが、長野市はすでに遅し。ならば松本市へ。
福祉協会に連絡。快く受け入れてくださいました。
長野県のすごいところは、県内にあるたくさんの音訳ボランティアグループを福祉協会が中心になってネットワークが組まれているということです。
長野市立図書館の増澤さんは個人会員、この福祉協会は団体会員です。熱心な会員さんが多く、すばらしいです。
情報が共有できることは、特にこのご時世では、大事なことです。
7グループ80名近い参加者です。
「あい愛の会」の塚田さんが、講師。
10グループほどに分かれ、このセミナーのために録音されたものを校正し、グループ毎に発表。みなさん熱心で楽しいひと時でした。
また昼食後は「広報を読む」 引き続き講師は、塚田さん。
最後に私も時間をいただき、音訳ボランティアや利用者を取り巻く現状を話しました。
「会員ではありませんが、『藤田が行く!!』を見ています」と言ってくださる方がいて、嬉しくなりました。
若手や、意識の高い人は、みんな悩んでいます。人が集まらない、これからの音訳はどうなっていくのか。
ほんの少しでも、そういうみなさんの背中を押せたら、参加した甲斐があるというものです。
限られた資源をいかに有効活用できるか、みんなで考え、一緒に頑張りましょう。
私自身、みなさんからたくさん元気をいただきました。
ありがとうございました。