今年の9月に伊藤忠記念財団が50周年の節目を迎えるにあたり、記念誌を制作することになりました。
その中で「わいわい文庫」についての座談会を企画。ご案内をいただきました。
港区内の伊藤忠ビル22階のレセプションホールが会場です。ここは、子ども文庫助成事業贈呈式の懇親会の会場でもあります。国立競技場や神宮球場が見下ろせます。
さて、読者工房の成松さんが司会進行。
都立鹿本学園の生井先生、大阪富田林市立大伴小の樋口先生、鳥取大学附属特別支援学校の入川先生、墨田区立ひきふね図書館の宮下さん、財団からは池辺事務局長、中村さん、山根さんそして私。
発足当初の懐かしいお話しから始まり、紙の本で読むことに困難さのある子どもたちと読書、「わいわい文庫」による子どもたちの読者の変化、読書支援を担う人材の育成についてなどなど、話しました。
参加のみなさんは、「わいわい文庫活用術」に実践例を発表されている方々。
私たちが音源を提供しているこの「わいわい文庫」の利用者である子どもたちの声を直接、聞くことはできません。
しかし、「活用術」を通して子どもたちの様子がわかります。
今回この座談会に参加させていただき、先生方から直接お話しを伺えて、大変貴重でした。
改めて「わいわい文庫」の音訳に携われることに感謝です。
子どもたちの笑顔のためにたくさんのみなさんと繋がっていけますように。