No.562 図書館や行政との付き合い方

みなさんのところでは、図書館や行政の担当者と友好関係が結ばれていますか。

ネットワーク立ち上げの前後は、ボランティアに何ができる?とか、ボランティアのくせに!という声がなきにしもあらずでした。

あれから20年近く、ボランティアの地位は向上し、堂々と意見や要望が言えるようになったでしょうか。

この頃「広報を無償で音訳してきたが、有償にしてもらいたいと行政と交渉したい、何かアドバイスはありませんか」とか。

また、「サピエに上がっているものを教材に研修会を開いてもらいたい、と図書館の職員に頼みたい。どうしたらいいでしょう」というような問合せが続きました。

そんな折に、埼玉県三芳町役場の三室さんと、ボラセンでお会いしました。

三室さんは、もう何年も前に「音訳について教えてほしい」とボラセンを訪ねてくださった方です。

えーっ⁈何で行政の人がボランティアに、というのが、初めの印象でした。

お会いして話してみると、こちらとは違う行政目線、またあちらとは違うボランティア目線に、お互い違和感を感じることなく、楽しく有意義な情報や意見の交換ができたこと、懐かしく思い出します。

今回、その時のことも話題に上がりながら、ボランティアと行政の付き合い方について、アドバイスいただきました。

初回のボラセンの出会いは、三室さんたちにとっては、ボランティアといえど、全国組織の皆さん方に対してのリスペクト。

そしてこちらとしては行政のみなさんへのリスペクト。

今もって、三室さんに会報をお送りすると必ず、感想や励ましのメールが届きます。

たまに三芳町で何か関連するイベントがあったりすると、出向いたりもして、交流が続いています。非常にありがたいことであり、珍しい例ではないでしょうか。

これはやはり、“人”ですね。

今は何かあればすぐに、パワハラだ、なんだというご時世です。

諦めず先ずは、信頼関係を築く努力をすること。

お互いに、それぞれの立場を尊重し、敬意をはらう、大事なことではないでしょうか。

すべては、利用者に繋がることです。

お互い、さまざまなことに、挫けず頑張りましょう

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