No.55 ミャンマーの視覚障害者支援の報告会

7日(日)「ミャンマーの視覚障害者支援の報告会」に参加しました。主催の国際視覚障害者援護協会では主な活動として、アジア・アフリカから視覚障害を持つ留学生を日本に招聘し、日本での勉学を支援し、帰国後習得技能を活かし、同じ障害を持つ仲間のリーダーとなる人材を育成しています。

今回は本年5月に発生したサイクロンの被害に遭った視覚障害者に食糧(主に米)の配布と風雨をしのげる作業所の修復のための支援を行ったそうです。

ヤンゴン市内にある2つの盲学校はほとんど修復されたそうですが、作業所は倒壊したまま。マッサージや指圧を行う建物とベッドがなければ仕事ができない状況です。盲学校で学び自立するためには仕事を作らないと収入が得られない。物の支援と人材の育成が何にもまして大切だということでした。

報告の後、ミャンマー・ラオス・ベトナム・からの留学生の話を聞きました。来日後、日本語や日本語点字、歩行訓練等を行い受け入れ校(盲学校)に入学します。来日から1年〜2年の皆さんですが、日本語が大変上手で敬語なども使いこなしていました。

理療科の教科書はむずかしいと思いますが勉強に対する姿勢も、ほんとうに真面目で一生懸命さが伝わってい来ます。何らかの形で応援できたらいいなぁと思いました。

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