No.69 競い合い、助け合うコンサート2008

12月6日、都内で「競い合い、助け合うコンサート2008」が開かれました。表彰式と受賞講演をはさんで6時間近くに及ぶ長丁場でしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。それぞれ視覚障害というハンディを持ちながら演奏家として活躍されるまでの精進の日々はいかばかりかと思います。

しかし、そんなことを吹きとばす歌、和太鼓、ピアノ、ヴァイオリン、津軽三味線等々の力強い心揺さぶられる演奏が続きました。特にピアノの根岸弥生さん、不思議な音色でコンサートに足を運びたいと思わされました。津軽三味線日本一の踊正太郎さんのバチさばきはさすがでした。視覚障害の演奏家としての第一人者和波孝禧さんのヴァイオリン、円熟の音色に酔わされました。

私たちの活動は視覚障害の方々への「音訳」を通した応援です。この応援にもさまざまな形があると思いますが、こういうコンサートへの参加もそのひとつではないでしょうか。

毎年、水戸からかけつけてくださる方、たくさんの音訳利用者と参加して下さる方、ボランティア仲間を誘い、友人、知人をお連れしたり、ご自身はいつも参加できないのに必ず友人を紹介してくださる方等々。

主催の視覚障害者支援総合センターからチケットをお預かりした私に協力して下さったたくさんの方々に心からの御礼を申し上げます。

来年はまた、11月14日(土)とアナウンスがありました。今回にも増してたくさんの方が参加されることを祈ります。一年後、また、元気にお会いできたら嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です