先日はテープ版読者会の舛田さんと久しぶりにゆっくり情報や意見の交換ができました。相変わらず精力的に活動していて、いい刺激を受けました。特に、このページで掲載済みの月刊「世界」のことが話題となりました。利用者からの依頼で「世界」がどこかで読まれていないか探しています。私も個人的に情報を集めてみましたが、今のところなさそうです。ならば読むしかありません。
以前、このホームページで別の雑誌の読み手を募集したところ、反応がありませんでした。この時学んだことは、漠然と「音訳者募集」と出しても難しいということです。一人が読む分量、どこが(誰が)がコーディネートや校正や編集をするのか等、明確になっていないと不安ということです。そしてインタ—ネットの時代だから、沖縄や北海道からの参加も大歓迎とすると、限られた人だけになってしまう傾向があります。今回は千葉の図書館職員の松井さん(視覚障害者)が協力を申し出てくださっています。著作権のこともありますし、発行をどこにするかという問題もあります。
さまざまな方たちと連携をし、じっくりと準備を進めていって何とか、実現できるように協力したいと思います。音訳者は都内や、千葉、埼玉、神奈川等、地域限定で募集してみてはというのが、舛田さん、松井さん、私の3人の意見です。具体的にはまだ何も決まっていません、すべてこれからです。新しくなった著作権法が施行される2010年1月をメドにたくさんの人の協力で新しい音訳雑誌がまた1冊誕生したら嬉しいですね。