3月1日(月)、月刊「世界」音訳プロジェクトのチームリーダーの打ち合わせがありました。月号からの読み担当が決まりました。仙台チームは中心者の方が急逝されて、会として参加できるかどうか厳しい状況だとか。遠いところ、外尾さんが今回も参加してくれました。ひとつの会で1チームを作っているところも、あくまでその会の有志が参加しているという形が多いようです。
会が大きければ大きいほど、全体の意思統一を図ることは難しいようです。皆さんの実状を伺いながら雑誌を読むことの大変さを改めて実感しました。尚、編集は今まで「テープ版読者会」の舛田さん一人でした。「週刊金曜日」も編集・発行しています。時間との戦いだったことと思います。嬉しいことに4月号から九州の大木さんと長野の脇坂さんが加わります。お二人とも直接お会いし、情報交換したこともあり、とても懐かしく力強く思いました。
特に大木さんは音訳に定年制などはふさわしくなく、年齢的に音訳は厳しい状況になっても、校正や編集などの分野で活動できるというようなことをおっしゃっていた方でした。今後の高齢者の方々の関わり方へのひとつのお手本だと思います。
ほんとうにインターネットの時代だからこそできることであり、各地の音訳者の皆さんをはじめ、コーディネートの松井さん、発行のヘレン・ケラー協会の堀江さん、編集の舛田さん大木さん脇坂さんたち多くの皆さんのネットワークによるものです。今後もこのような形で新しいものが生まれたら、素晴らしいです。