1月の「マンガを読んでみよう」に続き11月20日に「実践編」を開きました。 1回目は利用者のみなさんから「マンガも読みたい」という熱い思いをたっぷり聞かせていただきました。苦手意識を克服して頑張ってマンガに挑戦してみようと、地元に帰ってみるとどんなふうに読んだらいいのか、現実は迷うことばかり。ぜひ続編をとの声に、初の講習会の開催となりました。
さて当日は、参加者に事前に配布した課題の読み原稿を持参してもらいました。 講師の三浦さんが受講者の間を回りながら、当てていくというやり方が良かったのでしょう。みなさん緊張しながらも、次々と発表してくれました。
続いて文字が一切ない2コママンガを、即興で読んでみることに。これがまたおもしろかった。登壇者としてお呼びしていた若い利用者のお二人の反応が楽しそうで、その場で感想を伺ったりしました。
ところで、嬉しいことにこの一年の間に、各地で複数のCDができました。「ゴルゴ13」「アドルフに告ぐ」「ブラックジャック」「岩崎弥太郎」と、みなさんで聞かせていただきました。 試行錯誤しながらも、どれもなかなかよくできています。
1回目のシンポジウムの時も話題に上がりましたが、やはりマンガが好きでなければ音訳するということは厳しいと思います。マンガは読み手を選ぶものではないでしょうか。
尚、会場には図書館の職員の方も参加してくださいました。音訳者に混じって熱心にメモをとる様子を拝見してありがたいと思いました。 ここから連携の輪が広がることを切に願います。