2月25日、事務局の猪俣、大田そしてIMDプロジェクト事務局(伊藤忠記念財団マルチメディアDAISYプロジェクト事務局)の佐伯さん、和田さん、南部さんと共に調布図書館に出向きました。牧野さん、濱田さんとマルチメディアDAISYに関する分科会の打合せを行なうためです。
牧野さんは調布デイジーの代表であり、当事児童のお母さんでもあります。濱田さんは、マルチメディアDAISYの開発と普及を進めるNPO支援開発機構の代表です。お二人は、教科書の製作もしています。
当日の7日には、まず濱田さんから、マルチのイロハを教えていただこうと思います。まだ画面も観たことのない方のために教科書と子ども向けの普通の本を、デモンストレーションします。続いて教科書の牧野さん、そして完璧分業で音声のみ提供しているIMDの南部さんから報告があります。
それから、もう一人、遠方なこともあり、当初この分科会への参加は無理と思われていた、当事生徒のお母さんが、出てくださることに。「ぜひ、全国から集う音訳者のみなさんに、子どもの学習環境を知ってもらいたい」と参加してくださることになりました。母親の叫びに似たこの方のお話を、一人でも多くのみなさんにお聴きいただきたいと思います。同時に、マルチメディアDAISYのことを共に学びたいと思います。