No.217 第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO

「全国ボランティアフェスティバル」は、1992年の兵庫県での開催を皮切りに全国を回り、20回目の節目に当たる本年、「全国ボランティアフェスティバルTOKYO」(以下ボラフェス)が11月12日13日の二日間、両国エリアと青山エリアで開かれます。当音ボラネットでは、13日の青山学院大学での分科会を予定しています。

東京ボランティア・市民活動センター(以下ボラセン)副所長の竹内さんから、参加のお誘いをいただき、日頃お世話になっているボラセンのこと、二つ返事でお引き受けしました。しかし、当方も6月の総会に向け、準備をしている最中でした。そして、東日本大震災が、起こりました。

ボラセンでは、各地からの災害ボランティア希望者への対応と救援物資の受付、整理発送等で、混乱を極めていました。一時は、ボラフェスが、本当に開催できるのかと思いました。そんな中、当方の勘違いや担当者との行き違いで、ハラハラする場面もありましたが、何とか準備も大詰めを迎えました。

「視覚障害者の読書をサポート〜あなたにもできること〜」のテーマの下、体験型の分科会となっています。筑波技術大学教授であり、全盲の長岡英司先生には、「利用者の立場から音訳を考える」をテーマに、講演をお願いしています。また、(株)シナノケンシには、録音機材(DR1)や再生機(プレクストーク)をお借りし、音訳体験やマンガ等のCDを試聴できるよう準備しています。また、担当の山岸さんのお話も、伺います。

現在の音訳活動は、文字情報を肉声で読むだけではなく、利用者のニーズの多様化に伴い、パソコン活用の場が増えています。若いみなさんの活躍の場があります。

参加に当たっては事前の申し込みと参加費(3000円)が、必要です。学生さんは無料なので、ぜひ参加してください。申し込み締め切りは10月28日です。

東京ボランティア・市民活動センター(外部リンク)

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