「第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO」が、穏やかな秋空の下、無事終わりました。全国から参加のみなさんと主催のみなさん、出展等の協力をさせていただいた私たちも含め、みなさま、お疲れさまでした。
さて、当音ボラネットの事務局の中に、ボラフェス担当グループを作り、準備を進めてきました。本当にいろいろありましたが、終わってみれば、また一つ、いい経験ができました。事前申込みが必要で、参加費が3000円。学園祭の乗りを想像していたものですから、どういう人が、何人位来てくれるのか、見当もつきません。どういった内容にすべきか担当メンバーも、頭を悩ませました。
体感型の分科会に決りました。録音体験コーナーと試聴コーナーは好評で、特にマンガは、感心しきり。その他、タカシマヤ通販や、生協のカタログ等の生活情報も聴いていただきました。筑波技術大学の長岡先生の講演、シナノケンシ(株)の山岸さんのお話と続きました。
都内はもちろん、沖縄、岡山、愛媛、長野、新潟等から、社会福祉協議会、出版社、学生、熱心な音訳者のみなさん30人ほど、参加をしてくださいました。アンケートによると、ほぼ全員が満足と回答。特に、利用者であり、音訳の指導者でもある長岡先生のお話に、「目からウロコ」とか、「即、日々の活動にいかしたい」とか、こちらも大変好評でした。
ある学生さんからは、「特に試聴コーナーが、よかった。これからも、福祉の勉強に励みたい」と、メールがきました。また別の学生さんは、「今すぐにでも、音訳を始めたい」と言っていました。ある出版社の方は、マンガ「こち亀」(こちら葛飾区亀有公園前派出所)を絶賛していました。また、新しい出会いがありました。次につながるといいです。
たくさんの分科会の中から、私たちのところを選んで参加してくださったみなさまに、ここで改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。