総会直前の事務局には日々、さまざまなことが起こります。
「えーっ! なに、それ」ということや、口あんぐりのことも。
正直そういったことに、いらぬエネルギーを使いたくないと、愚痴も出てきます。
でもそんな中にも、励みとなる嬉しいことも、起こります。
地元の利用者である藤原さんが、お世話になっていますと、いつも気遣ってくれる高知の松田さんから、連絡がありました。
高知県点字図書館の館長が、総会・分科会に参加を希望しているが、どんなものでしょうかと。
二つ返事で、ぜひどうぞとお伝えしました。
また、東芝の研究開発センターで言語処理、音声合成の研究開発をしている方からも、参加して勉強したいとメールがきました。
嬉しいですね。
私たちのような法人格も持たない草の根のボランティア団体に図書館や一般企業から、参加したいと言っていただけるということは、ありがたいことです。
ずーっと言い続けている連携・協力のためには、情報交換等は、非常に大切なことと思っています。
それから、助成金申請に関して、二つのところから、お声をかけていただきました。
一つは、霊友会法友文庫点字図書館の紹介で、生涯学習ボランティア交流センター発行の「おうらい」という雑誌の取材を受けました。
その関係で書類を提出してみてくださいと、言っていただきました。
また一つは、住友ゴムCSR基金からのものですが、これは、日頃からお世話になっている、東京ボランティア・市民活動センターからの推薦です。
こんなバタバタしている最中に担当の猪俣さん古屋さんの連携プレーで、徹夜で書類を作成し、提出できました。
ヒヤリングをしたいと連絡をいただきました。
両方とも、相手のあること、結果はわかりませんが、気に掛けてくださっている方々がいる。
私たちへの、大きな励ましだと思っています。
また、私たちの活動をとおして、一人でも多くのみなさんに、利用者の生活・学習・読書等の現状を伝えられると考えます。
こう書いている間に、また嬉しい情報が一つ。
松井さんからの紹介で、パナソニック ソリューションテクノロジー(株)の福地社長に総会のご案内をお送りしました。
総会と分科会に参加してくださるそうです。
その上、OCRソフト「読取革命」をご寄贈いただけることになりました。
手弁当で四苦八苦している、テキスト化プロジェクトのメンバーの顔が浮かびます。
作業がはかどることでしょう。
みなさま、本当にありがとうございます。