アメディアフェアとは、(株)アメディアが設立2年目から毎年開催している視覚障害者の祭典だそうです。今年で24回目となります。
視覚障害者に便利なモノ、使えるモノ、楽しめるモノを直接手にとってみて、購入できます。
また、ボランティアにも役立つ機器の展示もあります。
今年は、23の展示が、ありました。
また、別室では、4つの講演と寄席もありました。
この講演の一つに、我らが松井さんの「デイジー図書を活用した生活情報の提供について」がありました。
ここには、音訳ボランティアも参加していました。
講演会の司会は、美月めぐみさんと鈴木大輔さんのお二人。場内アナウンスは、鈴木さん。ハンドマイクを持って、場内を歩きながらの名アナウンス、声が通ること通ること、バッチリ。
焼きたてパンを売っていたりもしますし、出展の各社が景品を提供している空くじなしの抽選会もあります。
松井さんは、小型の拡大読書機が当たりましたし、私も、スヌーピーのエコバックが当たりました。
こういう場に出向くと、懐かしい音訳者や視覚障害の方に、ばったり会えたりするのも楽しみです。
ところで、ガイドボランティアや場内ボランティアのみなさんが、とても熱心で親切でした。
JR浅草橋で、下車してすぐに、「会場はこちらでしたね」と確認する私に、すかさず「ご案内しましょうか」と。
また会場で、チラシをもらいそこねて帰りぎわ、「参考にいただけませんか」と尋ねると、すでにすべて配布し終わっているにも関わらず、事務局の方のを持ってきてくれたり、申し訳ないほどでした。
サイトワールドが終わってまだ、2ヶ月もたっていないのに、各地からの参加者が500人以上とか。大盛況です。
視覚障害のお子さんを連れた保護者の姿も目立ちます。
そして、展示スペースの片隅に、椅子とテーブルの置かれた休憩所があります。これもいい感じです。
会場を見て回るのも、けっこう疲れます。ちょっと一休みしたいなあと思います。また、思いがけない人に出会って、おしゃべりしたい時もあります。
そんな時、休憩所が用意されているのも、心がほっこりします。
人気の秘密が何となくわかりました。
来年もまた、参加してみようかなと思わせる、アメディアフェアでした。