午前中に、活動拠点の飯田橋のボランティアセンターへ。
待ち合わせをしていた、朝日新聞の女性記者に「音訳」について、種々説明。
情報を少しでも早く届けるための「テキスト化」のことや、学習障害等の人たちに向けた「マルチメディアDAISY」のことも、話しました。
そしてその足で、東京駅から新幹線に飛び乗り、新潟県長岡市へ。
中央公論社の「名著を読もう」プロジェクトに応募してくださった約50グループ・個人のありがたいみなさんに、なかなかゴーサインが、だせません。
あくまでも、新潟県点字図書館に協力するという形です。
私たちは、全国組織とはいえ、単なるボランティア団体です。
フットワークの軽さが身上ですが、先方は、そうはいきません。
初めてのコラボレーションです。館内の調整もあるでしょう。
最大のネックは、完成品のクオリティの問題です。
通常は、読みのレベルをはじめ、意志疎通のとれている自館のボランティアを相手にしているわけです。
今回は、そうでは、ありません。
戸惑いがあって当然です。
そんな状況のなか、依頼者の栗川先生が、長岡市の図書館で、音訳ボランティアの研修会に講師として、出席。点字図書館の担当の方も、もちろん一緒。
そこで数日前にお声がかかり急遽、長岡での「三者会談」が、実現したというわけです。メールや電話では、何度もやりとりは、しているものの、三者が顔を合わせるのは、初めてです。
これは、大切なことでした。
忌憚のない意見交換の場となり、お互いにスッキリしました。
電子図書館のサピエに音源をあげるということで、一致しました。
そのためにも、クオリティが一定水準にあるということが、条件になります。
詳細は後日、事務的から連絡いたします。
栗川先生からも、「貴重な取り組みで、とてもありがたい。2年後の音ボラの総会に今回のことが、報告できるといいですね」と。
ぜひ、そうなるように頑張りましょう。
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
わずか2時間半の長岡滞在でしたが、とっても有意義でした。
藤田様
こんにちは、「日立」の黒沢です。お世話になっております。
音ボラの総会、分科会に勇気を得て、また図書館との連携を深めていこうと、図書館職員に千葉の松井さんの図書館の見学をしていただこうと計画。松井さんに快諾いただきながら、日立の図書館側で見送りになってしまいました。「藤田が行く!」を拝見し、こちらに来ていただくのもありか、と思いました。どの方向から攻めようか?とモヤモヤしていましたが、ヒントをいただきました。予算の関係もあるので、今の私たちにできる何らかの方法(職員の目からうろこをはがす?)を、思案したいと思います。